【パラレルショット】棗いつきにしかできないライブがそこにあった【ネタバレ注意】

やあやあ、キキだよ。

 

約1年ぶりに記事を書くことにしたんだ。

1年前の記事は以下のやつ~

alice-dreamoon.hatenadiary.jp

 

懐かしいねぇ。

(おそらく推しに把握されていそうと知ったときは嬉しかったけど変な汗も出た)

2022年が初ライブ参戦で、

2023年に行ったライブは

らぷり1st追加公演

たむ1stワンマン

らぷりツアー×2

nayutaさんの誕生日ライブ

5回!

めっちゃ増えた!

楽しかった!

 

12月に記事は書こうとしてたけど最近ちょっと忙しかったので仕方なし。

乗り越えたのでもう無敵、最強。

 

さてさて、それでは注意事項〜

 

※この記事は棗いつき2ndライブ「パラレル

ショット」のネタバレを大いに含みます!

少しでも見てみたいなと思っている人は即ブラウザバックして!

ディレイ!配信も!あるから!(書くのが遅すぎてそろそろ終了しちゃうけど)

 

この記事もネタバレは後半に向けて増えていく感じにするから、

気になった瞬間に帰りたまえ~

 

では、始めよう

 

 

 

 

ライブテーマ曲が良過ぎる件について

1月20日、待ちに待ったライブテーマ曲が投稿された……

 

堀江晶太さん……!?

しかもたむ史上一番治安の悪い曲が来た……!!

 

最高……!!!

 

あれ、これライブで歌うってマジ……??

歌唱難易度高くない???

そんな感じのことを思いながら毎日聞いていた

 

たむの歌は思い切り声を上げたくなるようなそういうタイプの曲も多いし、

実際1stワンマンライブでもテンション↑↑↑な曲が多い中、

ストラゴヴィゴスはトップクラスでアガる曲だからライブで聞くのが楽しみだった。

(ライブ前の配信でコール箇所も教えてくれたのでコールも楽しみだった)

 

 

ライブ当日

グッズが多くて助かった

流石に何度もライブに行って慣れた私にとって、ライブ当日の身支度は慣れたものだった。

ペットボトルホルダーとかライブの時しか使わないような物も用意したり、

500円玉の用意は十分だ……と思っていた。

 

唯一の不安は当日限定のガチャガチャ限定グッズが手に入れられるかどうか、

整理券は手に入れたため心の余裕はまだあったが、それでも少し不安があった。

 

でもそれは杞憂だった。

前回と違って今回はガチャがたくさん回せる!!

やったー!!

 

こうして私はガチャガチャを計30回回し、

ATMへと2回向かっていたのであった。

 

この時、グッズ購入フリー入場となるまでの間に

ゲーセンでお菓子を大量に入手してしまった話とか

コインロッカーに荷物をしまうタイミングを間違えた結果、

色々とぶちまけたり、周りのリスナーに助けられたりと色々あったけど、

今回は省略するね。

気が向いたらレポ漫画みたいなのを描くかもしれない?

 

昼公演(情緒がめちゃくちゃになりました)

いつも通りペットボトルのお水を交換してライブ会場へと入ると、

パラレルショットのキービジュアルの背景、ワクワクしながら待つ時間も良し。

 

そして始まるライブ。

1曲目は何だろうとワクワクして待ってたらなんと

初手ストラゴヴィゴス!!

最初からアクセル全開キターー!!!

コールの声も張り上げていくぞーー!!!

今なら聞けるから!聞いてみて!

youtu.be

やっぱ最高だわと思いつつ

追想ラグナロク!!!

棗いつきvarはアツい!!!

ハッピーエンフォーサー!!!

Spider Girl!!!聞きたかった曲!!!

 

序盤はカッコよい曲が沢山でテンションがずっとMAXで最高だった!!

 

しかも、曲の間の物語もいつも通りドローン猫ちゃんのやらかしとか面白かったし、

周りも色々なタイミングで笑っていたりしてたね、昼公演は、ね。

 

さあ、ここからはカバー曲!

えっ!?

カバー曲!?!?

 

まさかの想定外だったから本当にびっくりした!!

セトリ予想はしないタイプで

「あの曲来るかな?この曲来るかな?」

とか程度のことを考えるタイプだったけどカバー曲はノーマークだったね~

 

それにしても、配信の歌枠で知ってたけど、Unravel歌えるのすごすぎない???

名前のない怪物もフォニィも何度も再生していたから生で聞けるの良かった!!

 

そして始まる幕間パート!

いやね、なんとなくの不穏さというか、これ大丈夫なのか?って

思ったりはしていたよ。

それでも大きな声で言っちゃったね、

「いいよー!」って

 

人間の習性って恐ろしいね~

 

そして始まる可愛い曲!

インドアアドベンチャー

1stワンマンの時に来たらコール楽しみたい!!って思ってた曲だったから

ウキウキだった!

 

そしてLOVETOXIN!

たむのチャンネルで投稿されていなかったから来るとは思っていなかった!

あの良い感じの中毒性好き

 

無条件Surrenderのお洒落&カッコいいは結構お気に入り

 

んでもってMy Entertainerでダンスとかも見られて良いなあと思ってからの幕間

 

いやそうだよね!そうなるよね……!

想定はしていたけども!

画面UI的にもそんな気がしてたし……!

 

予感はしてたからやってしまった感はそこまで無かったんだけどね、

夏の残り香やばいわ、

HYPNOSONICでも中盤で一気に不安に陥れてくる曲(好き)だったけど、

やってしまった感がどんどん増してきたからやばい。

 

事務所じゃなくて本人が出しているアルバムの場合、

真ん中から終盤にかけての曲って闇とか敵役とか負のイメージが出ている曲が多いと思っているけど、ここからほとんどその辺りの曲ラッシュでやばかった。

anarchyも曲調的にはまだ闇っぽさは少ないと思ってたけど歌詞的には闇多めだった。

 

そして次の曲。

当然CDは買ったのだけど、これ絶対アレンジ曲が何かは見ない方が良いと判断してすぐにカバンに仕舞ってた。

大正解だったよ

純情サクリファイス、邪悪すぎてやばかった。

何がアレンジされていたのか見てなかったからノーガードで受けたわけだけど、

衝撃が強すぎた。

どれくらい強かったかというと、脳が鳥肌立ったみたいにゾクゾクしてたくらい。

 

今まで「Endgame」とかはあったとはいえ棗いつきにダーク&重たい曲のイメージはそこまで無かったんだけど、「めっちゃ良いじゃん、そういうのももっと欲しい!!!」って思うくらいには良かった。

 

その後のMiniascapeも絶望感すごくて良いし

ペンライトも動くし展開的に取り返しのつかないことをやってしまった感もすごいし、

身体と頭と何もかもが乖離してた

 

からの幕間で救いがなくなってからのアンコール前ラストのSon macabre、

セトリがやば過ぎる。この曲もペンライトめっちゃ振ってたけど情緒おかしくなってたわ。

 

アンコール?もちろんしたに決まっている。

救いを求めてのアンコールなんて初めてしたよ。

 

そこでANAMNESISが来たから多少心が安定してた。

でもMCでの台詞で追加ダメージを受けた。

 

そして最後のSecret of my heartでトドメを刺された。

小説既読だったからあの展開も脳裏によぎって、私にとってこの曲が

ただお洒落で少し切ない曲では済まなかった故仕方ない。

 

からの最後のドローン猫ちゃんのお願い。

分岐点は何となく分かっていた。

けど、あそこで実際否定を大きな声でできるかはめっちゃ不安だった。

 

昼と夜違うとは言ってたけどまさかここまでとは思わなかったし、

この感情夜公演まで抱えなきゃいけないのも含めて情緒滅茶苦茶だった。(もちろん最高ではあった)

 

どれくらい滅茶苦茶だったかというと、今まで昼夜ライブ終わるごとに最高と言ってた私が呟いたのが以下であった。

 

 

 

夜公演(会場のボルテージが留まることを知らない)

夜公演まで私は如何にして大きく否定できるかを考え続けていた。

否定しなきゃいけないのは分かっていても大きな声で推しのことを否定するのは

なかなかに困難なことだからだ。

 

それはそれとしてライブが始まったら気持ちは楽しむ方にスイッチが入った。

最初の方は同じセトリとはいえやっぱりアガる曲はアガるよね!!

 

それはそれとして幕間のみんなの反応がお昼と全然違う。

お昼はあんなに笑っていたのにシーンとしててシリアスな空気が流れていた。

 

そして、問題のシーン。

私が大きな声で否定できる方法は思いついていた。

「(ライブが終わらないと新譜が来ないから)ダメー!!!」

心の中で理由を加えたら思った以上に自分の声が大きくなってて草。

 

そしてここからの怒涛の流れはすごかった。

メーデーはカッコいいし、

そこからのLimitlessもカッコいいし声出し最高だし、

FRAGMENT OF QUALIAもカッコいいし、

The child of guiltもカッコいいし、

いや語彙力ないなっているけど、

昼公演の最後から抱えていたものが解消された上に

カッコいい曲連続されたらもうブチ上がるしかないんよ

 

からの幕間で色々と心動いたりしてた。

 

そしてここからは一旦落ち着いた曲でも来るのかなって思ってた。

けどまさかのアンダーテイカー!?!?

アドレナリンが溢れ続けてて後半なのに腕も声出しもまだ行けるってなってた

そしてANAMNESIS!!!

プロパガンダ!?!?

腕とか千切れても良いって思えるくらいにテンション上がってたわ。

このテンションの上がりは過去一だったかもしれない

 

そしてCD見なくて良かったと思ったのが優しい嘘のアレンジ!

マジで不意打ちだったから、涙止まらない上に過呼吸になりかけてた。

 

そして物語も終盤へ。

そう来たかって思ったわ。

アンコール前ラストはAIとCodeQの果て。

ここに持ってきたの本当やばい。

 

たむのアルバムの曲は物語性が強いけど、ライブでは曲調でセトリ作ると思っていたから、

ここまで物語を作ってくるとは思わなかった。

AIとCodeQの果てに新しい物語が刻まれた瞬間だった。

この辺りの2曲やばいわ、ディレイ配信で聞きながら記事書こうとしたら聞いている間涙めっちゃ流れる。

 

AIとCodeQの果てについて語ろうとするとまずRDさんについて無限に語ることになるので(凋叶棕のCDは大半買っている勢)気が向いたら別記事で書くかもしれない。

 

そしていつもの気持ちでアンコールをしてからの

My Entertainer!

ダンス含めてやっぱり何度見ても良いわ。

 

重大発表で次回ライブも全通の意思を胸に抱えながらラストにキミとひとつ。

〆に相応しい曲でした。

こうして私は夜公演後は無事いつも通り「最高」と呟いたのであった。

 

棗いつきにしかできないライブがそこにあった

総括として記事タイトルにもしてたこの言葉について語るけど、

今回のライブは棗いつきにしかできないライブだった。

 

まず、バーチャルとリアルを行き来する歌手。

もちろんそれだけなら結構な人数がいるけれど、

 

次に物語性の強い曲。

アルバム単位で物語を描いているからこそ、

ここまで色々と表現できる気がした(多分気がしただけ)

 

そして、最初から昼夜見に行くつもりの人は全員入れられる

キャパの会場選び。

フォロワーさんに聞いたけど、こういう展開のライブは

他のコンテンツでもあったらしいけど、最大級に大きな場所を選んでも

抽選になるから昼夜両方行けない可能性が大きかったらしい。

そういうことがあるから、こういうライブの形態でこんな大成功したのは、

今の人数だからというのもあるし、その上でできる限り大きな会場を

選んでくれたからだと思った。

 

 

そして、何よりもこの構造に挑戦するという本人の覚悟。

本人がどんなに良い歌やダンスをしても、

観客の反応次第で破綻してしまう展開。

それを実施するのはすごいことだなあって改めて思った。

 

最後になるけど、私は棗いつきさんのアルバムと小説で描く世界が好きだ。

今回のライブはそんな世界にみんなを引き込むようなライブだった。

つまり、最高。

 

 

P.S.   Blu-ray出ると良いなあ。